今日は、上智大学総合人間科学部の日本史の出題傾向と入試対策の分析をまとめていきたいと思います。
☆出題範囲・・・原始時代から近現代まで広範囲で出題されます。
他の学部、他の大学でもその傾向がありますが、中世、近世の出題が目立ちます。
大問4題で、解答数が80~90個と問題量が多いので、スピーディに解気進める
必要があります。
解答はすべてマークシートです。
答えは複数選びなさい、といった問題も出ます。
☆出題内容、対策・・・
この何年か、近代史の比重が高くなっていますが、古代から近代まではまんべんなく
学習しておく必要はあります。
分野としては、文化史、政治史、外交史の比重が高いです。
史料問題も必ず出されていますので、古代から近代まで、様々な史料を読み解く力が
必要になります。
◎問題数が多く、広範囲からの出題になるので、正確かつスピーディに解く力をつける
こと!
それほど難しいでレベルではないので、まずは教科書を1冊丁寧に読み込みましょう。
もちろん、本文だけでなく、注釈や、図、表などにもきちんと目を通し、知識を頭に
入れ込みましょう。
そして、教科書と併せて用語集の活用もしましょう。
用語の意味、事柄の背景をしっかり自分で説明できるレベルにしておきましょう。
わからないままにしないこと!放置しないこと!です。
◎地図、系図、年表を利用した問題は必ず出ます。
歴史地図などを利用して、必ず時代の流れを意識した学習をしましょう。
自分でノートを作成し、年号、事柄の流れ、順番などを時系列にまとめて、その流れ
をきちんと把握できるように整理しておくとよいでしょう。
事件に関わった人物の名前、場所も一緒に覚えておくことも大事です。
◎史料問題は必出です。
難易度はそれほど高くありませんから、史料集を1冊読み込み、様々な史料に慣れて
読み解く訓練をしておけば問題ないです。
初見の資料はあまり出されませんが、それまで培った力で初めて触れたものにも
対応できるよう、準備しておきましょう。
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